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Designer's Blog  2008

What a wonderful “Design” world!

格言
2008.12.19

ピクチャ 1.png 暖かいからか、いまいち年末という感じがしない。そんな中、唯一季節を感じるのは、やはり………忘年会!?
連日真っ盛りの今日この頃。
ほろ酔い気分でグラスを眺めていると、アイルランド出身の劇作家「ジョージ・バーナード・ショウの格言」を思い出した。

グラスに入っているワインを見て「ああ、もう半分しか残っていない」と嘆くのが悲観主義者。
「おっ、まだ半分も残っているじゃないか」と喜ぶのが楽観主義者である。

 では、君はどちらか?と聞かれれば……ワインは飲みやすいから、すぐ飲み干してしまうけれど、これがウイスキーだったら、自分一人で一気には飲めないから、他のグラスに注いでロック、または水割りにすれば、グラス一杯でも皆に分けて飲むこともできる。その間にいろいろと相談したり、皆でアイデアを膨らませることができればいい。
な〜んて、たわいもないことを言うのは、やはり楽観主義者?
 悲観も楽観もない。とにかく作りたいモノがたくさんある。だから、一つ一つ実現あるのみ。
な〜んて、超主観主義者かなあ。

 金融関係の書籍では「ソロスは警告する」に続き、エコノミストのリチャード・クー氏の著書 「日本経済を襲う二つの波」を読んだ。以前から「デフレスパイラルの原因はバランスシート不況にある」と述べていた氏だが、この著書では今回のサブプライム危機とグローバリゼーションの行方として、約20年前に起きた日本のバブル崩壊の経験とその後「失われた10年」と言われた時代の検証を行いながら、今後起こりうる危機をどう乗り越えて行くかということを分かりやすく述べており、一気に読むことができた。

 そして前回のシミュレーションの話の繰り返しになるが、予想も必要だが、予想外の出来事の中から大きな発見があると思っている。考えてみれば、今までも予想外のことばかり起きているのだが、ある意味それがきっかけとなって、自分には想像もつかなかった新たな道が、目の前に突然現れることも確かだ。さて、どちらの道へ進もうか?
 つい最近起こった突然の出来事と言えば、来年のミラノサローネへ行くことになったということ。この予想外の出来事の中から、また新たな道が開けるかもしれない………とつい期待してしまう。
な〜んて、やっぱり楽観主義者なのかなあ………